まだ若いけど、ほうれい線が気になる、、。そんなお悩みを診察ではよく聞きます
若くてもほうれい線にお悩みの方は意外と多くいます。
この記事では若くてほうれい線にお悩みの方に向けて原因と治療法についてご紹介します
若くてもほうれい線にお悩みの方、ぜひご一読ください。
目次
若いうちからほうれい線が深く見える原因
骨格
顔の骨格構造は、私たちの顔の形状と特徴を決定します。 骨格の構造によってある一定の場所に圧力を加え続けると、特定の部分にしわやほうれい線が形成される原因となります。
例えば、頬の骨が目立つ、上顎が前に突出している、鼻の横の窪みが深い、または歯の噛み合わせに問題がある場合など多岐にわたります。その骨格が顔の筋肉に影響を与え、ほうれい線を形成する原因となることが多いです。
脂肪の量
顔の脂肪は顔全体のボリュームと形状を維持します。
20代は脂肪や筋肉量が多く、脂肪や筋肉が多くついて頬がふっくらとすることで、ほうれい線に影ができるためほうれい線が目立って見えることが多いです。
顔の筋肉の動き
顔の筋肉の動きは、ほうれい線の形成に大きく関係すること多いです。特定の表情を頻繁に繰り返すことで、顔の筋肉が特定のパターンに慣れ、肌に「折り目」を作ります。これは「表情線」とも呼ばれ、ほうれい線もその一部です。
特に、たくさん笑ったりすることでこれらの動きによって顔の筋肉にストレスがかかり、肌にしわやほうれい線を形成します。
これらの表情線は、20代でも形成される可能性があります。
若いうちからほうれい線が気になる方へ-原因に合った治療法-
骨格が原因の場合
骨格の問題の場合、顔の骨格を調整するための手術が必要な場合もあります。上顎骨の突出の場合は矯正治療などで改善されることもあります。
ただし生まれつきの骨格が原因ですでにほうれい線が刻まれてしまっている方はほうれい線に対する治療必要です。
刻まれたほうれい線に対する治療法は下に記します。
脂肪の量が原因の場合
脂肪が原因になってほうれい線が影になっている場合は、脂肪を減らす治療法が必要です。
ただしダイエットだけでは顔の脂肪を落とすことは難しいです。
美容医療では脂肪除去や、脂肪溶解注射が挙げられます。
ただし、脂肪除去手術は年を重ねたときに脂肪減少により老けた印象を与えてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
また脂肪溶解注射は手術なく脂肪の量を減らすことができますが、効果を得るためには回数が必要なことを理解することが重要です。
顔の筋肉の動きが原因の場合
表情じわを軽減するための美容医療としては、ボトックス治療が最も一般的です。
ボトックスは、筋肉の動きを一時的に制限するために使用されます。これによって笑ったときにできるほうれい線を改善することができます。
ただし、ほうれい線のボトックス治療は笑いにくくしてしまうデメリットがあるので注意が必要です。
ほうれい線がすでに刻まれてしまっている場合の治療法
先述したように肌の老化は20代ではすすみにくいです。ただし、生活習慣などの外的な要因などによって肌の老化がすすみすでに20代でもほうれい線が刻まれてしまっている方がいます。
また、骨格や表情じわの問題や急激な体重減少によって刻まれてしまっている方もいます。
グロースファクター注入
グロースファクターは皮膚細胞の修復と再生を刺激することで、コラーゲンの生成を促進します。
コラーゲンが増えるとシワが改善され、肌にハリとツヤが出てることで肌質の改善にもつながります。
一度の注入で何年も効果が持続します。ただし、ヒアルロン酸注射のような即効性はなく、3-6ヶ月後にじわじわと効果が出ていきます。
もちろん、加齢や紫外線の影響による老化の進行はありますが、10年後で何もしていない場合よりも老化の進行を抑えることができます。
また鼻の横の凹みが深い方でも治療が可能です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸の量注入によってしわやほうれい線を目立ちにくくします。
効果は注入直後に見られますが、通常、治療後6~18ヶ月で再度治療が必要になります。 これは、体が時間とともにヒアルロン酸を自然に分解するためです。
効果の即時性を求める方はヒアルロン酸注入がおすすめです。
まとめ
今回は若くてもできるほうれい線の原因や治療法について解説しました。
若いうちから気になるほうれい線にお悩みの方は骨格や脂肪などの原因も多いですが、すでに刻まれてしまっている場合もあります。
当院にも10-20代でお悩みの方がたくさんご来院されます。
今治療すれば10年後が違います。
ぜひ一度ご相談ください。