ほうれい線でお悩みの方はなにか自分できるセルフケアについて考えたことがあると思います。
実はセルフケアのなかには良かれとおもってやっていることが実はほうれい線を逆に悪化させるNGケアがあります。
今回の記事ではほうれい線に対して自宅でできるおすすめのセルフケアと、逆にほうれい線を悪化させる可能性のあるNGなケアを解説します。
ほうれい線のセルフケアをご検討中の方、ぜひご一読ください。
目次
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
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ほうれい線に対しておすすめのセルフケア
ほうれい線ができる原因については下記の記事をご一読ください。
ほうれい線のおすすめのセルフケアには以下のような方法があります
スキンケア
保湿効果の高いスキンケア
乾燥はほうれい線を目立たせます。また、皮膚が乾燥することによってほうれい線がより深くなります。
ヒアルロン酸、セラミドなどが含まれる保湿クリームを使用してください。
レチノール成分の入ったスキンケア用品
レチノールはビタミンAの一つです。
レチノールを使用することで、コラーゲン生成が促進されます。
コラーゲン生成が促進することでほうれい線の悪化を防ぐことができます。
生活習慣の改善
紫外線対策
紫外線は皮膚の老化を促進させます。 日焼け止めを正しく使用し、帽子やサングラスで防御することが重要です。
禁煙と適度なアルコール制限
喫煙と過度なアルコール摂取は皮膚の老化を促進します。
そのため禁煙と適度なアルコール制限はほうれい線予防のために重要です。
十分な睡眠
睡眠不足は肌の老化を早めます。十分な睡眠はほうれい線や美肌のためにも重要です。
やりすぎは逆効果!ほうれい線に対してNGなセルフケア
表情筋トレーニング
正しいアプローチで正しい筋肉を鍛えれば、結果が出るかもしれません。
ただし、表情筋のトレーニングがほうれい線を悪化させる原因のひとつになっていることが多々あります。
表情筋が繰り返し収縮することで、顔のシワが形成されていくからです。
特に、加齢や紫外線、乾燥などで肌のコラーゲンが減少している人は要注意です。
肌に弾力やハリがない人は、顔のエクササイズをするときは、特に注意が必要です。
顔のマッサージ
顔全体または特定の部位(ほうれい線周辺)に対してマッサージを行うことで、血流を促進することができます。
ただし自己流のケアでは、肌の摩擦を起こしていることが多いです。
肌の摩擦によって皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少し、肌の柔軟性が低下します。
その結果ほうれい線を逆に深くさせていることがあります。
自己流の肌を痛めるマッサージは控えましょう。
美顔器
美顔器を使用している方も多いと思います。
美顔器もマッサージと同様、肌を擦るような美顔器ではコラーゲンやエラスチンが減少する原因となります。
摩擦はほうれい線の原因はもちろん、たるみ、肝斑、しわの原因となります。
美顔器の使用も注意が必要です。
まとめ
ほうれい線改善のためのおすすめのホームケア、逆におすすめできないばかりでなくほうれい線を深くさせるNGホームケアをご紹介しました。
ほうれい線予防のためにはホームケアで可能ですが、刻まれてしまったほうれい線はホームケアで改善が難しいことがほとんどです。
刻まれたほうれい線にお悩みの方はぜひご相談ください。