ほうれい線を改善し美肌に！おすすめの食生活を美容皮膚科医が解説

ほうれい線を予防したり、美肌になるためにご自身でまずできることはなんでしょう？

それは生活習慣の見直しです。

特に”食事”と美肌は密接に関係しています。

この記事では美肌になってかつほうれい線を予防するためにはどんな食事をとるべきかについて解説します。

食生活を見直して美肌を目指したい方、ぜひご一読ください。

著者：ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科　院長　
平島梨絵　ドクター紹介はこちら＞

どんな食事が美肌やほうれい線にいいの？？

ビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートし、抗酸化作用も持つため、皮膚の老化を防ぐのに役立ちます。

キウイ、オレンジ、レモン、パプリカ、ブロッコリーなどの食材に多く含まれています。

ビタミンEもまた、強い抗酸化作用を持ち、紫外線や大気中の汚染物質から皮膚を守るのに役立ちます。

アーモンド、ひまわりの種、アボカド、オリーブオイルなどに含まれています。

オメガ-3は、皮膚の水分の維持や炎症の抑制に役立ちます。

鮭、サバ、くるみ、亜麻仁オイルなどが良い食材です。

アントシアニンは抗酸化作用があり、皮膚の老化を防ぐ助けとなります。

ブルーベリーやチェリー、赤ぶどうなどの紫や赤い色の果物に含まれています。

コラーゲンやケラチンなどの皮膚の基本的な成分は、たんぱく質から作られます。

男性は75～95g、女性は55～75gのタンパク質を摂取することが望ましいとされています。

鶏肉、魚、豆腐、レンズ豆、卵などを積極的に意識して摂取しましょう。

肌のターンオーバー（肌の生まれ変わり）は理想は28日周期で行われていますが、加齢とともに代謝機能が低下し、ターンオーバーが遅れます。

カルシウムは、ビタミンDと組み合わせることで、肌のターンオーバーをスムーズに促します。

肌の乾燥を防ぎ、新陳代謝をサポートするため、1日に1.5L〜2L程度の水分摂取が推奨されます。

糖質の過剰な摂取は、皮膚の老化を促進すると言われています。砂糖や甘い飲み物、ジャンクフードの摂取を控えると良いでしょう。

ただし炭水化物を過剰に控えすぎても便秘などの原因になります。

適切な量の摂取を目指しましょう

飲酒は、アルコールの代謝に必要なビタミンを消耗します。

お酒を飲み過ぎるとビタミンの消費量が増え、肌荒れの原因になります。

お酒はほどほどにしましょう

カフェインの過度な摂取は脱水や肌トラブルの原因となる可能性があります。

コーヒーでいうと１日2-3杯程度がおすすめです。

栄養バランスの良い食事を心掛けることで、肌に必要な栄養素を総合的に摂取することができます。

これらの食生活のアドバイスは、美容皮膚科の観点だけでなく、健康を維持するための基本的なガイドラインとも言えます。

美しい肌のためには、食生活だけでなく、適切なスキンケアや日常の生活習慣も大切にしましょう。