鏡でふと自分の顔を見ると片側のほうれい線だけ深い…などほうれい線の左右差でお悩みではありませんか?
左右差でお悩みの方は多く、むしろ左右均等なほうれい線の深さの方のほうが稀です。
ほうれい線の左右差は実は美容医療で治療するいことが可能です。
ほうれい線の左右差でお悩みの方、ぜひご一読ください。
目次
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>
ほうれい線の左右差が生じる原因について
表情のクセ
片方の顔の筋肉をよく使う癖がある場合、そのよく使う側のほうれい線がより深くなります。
骨格
顔の骨格は生まれつき左右対称ではないので、筋肉や脂肪組織、皮膚など他の組織にも左右差が生じます。
このように、顔にはある程度の非対称性があるのが普通ですが、ほうれい線でも右と左の違いはあるのが普通です。
よく見ると、頬骨の高さ、鼻の横のくぼみ、あごのラインなどが左右で違っています。
日常の習慣的な動作
日常の習慣的な動作によって左右差が生まれます、代表的なものに下記の3つがあります
寝姿勢
一方の側に偏って寝る習慣があると、その側のほうれい線が深くなることが多いです。
咀嚼の偏り
食事をする際の咀嚼の偏りなども影響を与えます。
運転を頻繁に行う
運転を頻繁に行う人は、ドライバーズシート側の顔に直接日光が当たりやすく、これが原因でその側のほうれい線が深くなります。
過去の怪我や手術
片方の顔に手術や怪我の痕がある場合、その影響でほうれい線が深く見えることがあります。
歯科の問題
噛み合わせの不均衡や歯の欠損や歯並びなど、口元や顎関連の問題は、ほうれい線の左右差の形成に深く関係しています。
ほうれい線の左右差の治療法
グロースファクター注入
グロースファクターは皮膚細胞の修復と再生を刺激することで、コラーゲンの生成を促進します。
コラーゲンが増えるとシワが改善され、肌にハリとツヤが出てることで肌質の改善にもつながります。
一度の注入で何年も効果が持続します。ただし、ヒアルロン酸注射のような即効性はなく、3-6ヶ月後にじわじわと効果が出ていきます。
もちろん、加齢や紫外線の影響による老化の進行はありますが、10年後で何もしていない場合よりも老化の進行を抑えることができます。
左右差の改善にも効果を発揮します
当院でほうれい線の左右差にお悩みでグロースファクター治療を受けられた方の経過(施術後1か月後)です。
上は左側に刻まれたほうれい線が目立っておりますが、施術後は左右差が改善していることがわかります。
治療前
施術1か月後
ボトックス注射
左右偏りのある表情筋の動きを一時的に制限させることで、ほうれい線の深さの左右差を軽減する効果があります。
表情筋の使い方にくせが強い方には有効ですが、それ以外の方には効果が低いことが多いです。
また自然な笑顔を作りにくくなる可能性もあるにで適応の可否について判断することが重要です。
歯科治療
噛み合わせや歯並びなど、歯の問題が原因の場合、それらの治療が必要になる場合もあります。
まとめ
今回の記事ではほうれい線の左右差の原因と治療法について解説しました。
ほうれい線の左右差がある場合は自己ケアでは改善が難しいですが、美容医療で左右差をほとんどなくすことが可能です。
ほうれい線の左右差についてお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。