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ボトックス治療と副作用:施術前にチェックすべきことについて

ボトックス治療は美容と医療の両方で広く利用されています。

美容医療の分野では主に表情じわに対してボトックスを投与し、表情じわを改善します。

ボトックスは他の美容施術と比べても比較的安価ですしかつ施術時間も短く、手軽に行えるイメージが強いかもしれません。

しかし、もちろん副作用もあります。この記事ではボトックス治療の一般的な副作用について詳しく説明します。

ボトックス治療を検討中の方ぜひご一読ください。

著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長 
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>

 

 

ボトックスの一般的な副作用

ボトックス(ボツリヌス毒素)治療は一般的には安全な治療法であり、広範な症状に対して用いられますが、いくつかの一般的な副作用が報告されています。下記に記していきます。

注射部位の痛みや腫れ

ボトックスは皮下に注射されるため、注射部位で痛みや腫れを感じることがあります。これらの症状は通常一時的なもので、数日以内に自然に解消します。

内出血

ボトックス治療は内出血を起こすことがあります。通常は点状のことがほとんどですが、体質などによって血豆のように溜まって見えたり、青あざが目立つ可能性があります。ただし内出血は通常1週間かた2週間で自然に吸収されます。

内出血をどうしても隠す必要がある方は自分の肌のトーンよりやや濃い色のコンシーラーを使うと隠せることほとんどです。

頭痛

治療後に一時的に頭痛を感じる人もいます。特に眉間や額のボトックス治療後に感じる方が多いです。

通常は1週間以内に解消することがほとんどです。

顔の筋肉の非対称性

人間は筋肉の動きにも左右差があり、このことは顔の筋肉でも言えます

そのため、片方の筋肉のほうが強くボトックスの効果が出ると、左右差が出る可能性があります。

その場合は弱いほうの筋肉にボトックスを追加で投与すれば改善することが多いです。

筋肉が動かしにくくなる

例えば、額や眉間などにボトックスを注射した場合、ボトックスが眼瞼挙筋(まぶたを挙げる筋肉)に影響し、この筋肉の動きが抑制されると、まぶが重く感じる「眼瞼下垂」が発生することがあります。

他にも顎のボトックスで口うがいやストローで吸いづらくなったり、エラのボトックスで咀嚼(噛むこと)がしづらくなったりする可能性があります。

この筋肉が動かしにくくなることは通常ボトックスの効果のピークが2週間から1か月程度なので、それぐらいで落ちついてくることがほとんどです。

ボトックス注射による稀な副作用

アレルギー

非常に稀ですが、製剤に対してアレルギーを起こす可能性があります。抗アレルギー剤で対処します

感染

非常にまれですが、注射部位が感染する場合があります。抗生剤で対処します

ボトックスに対して抗体ができる

こちらは非常に稀ですが、ボトックスに対して抗体ができる可能性があります。

抗体できてしまうと、ボトックスの効果が弱まり、最終的にはボトックスが効かなくなることもあります。

まとめ

ボトックス治療は安全な注射ですがもちろん副作用やリスクも伴います。

施術を受ける前にメリットとデメリットを比較して、副作用もしっかり把握してから施術を受けることをおすすめします

当院ではボトックス治療もこだわって患者様のお悩みに合わせて投与しています

ボトックス治療を検討中の方ぜひ一度ご相談ください。

 

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