当院で行ったスキンボトックス+ヒアルロン酸注入(ボライト)による額の刻まれた横じわに対する複合治療の症例です。
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>
お悩み、施術前
今回の症例の方は長年額の横じわにお悩みで、すでに表情を何も作らなくても横じわが刻まれている状態でした。
額の横じわはお悩みとして特に多いです。
ただ、額の横じわは放っておくとどんどん深くなり、刻まれてしまいます。
刻まれた横じわは治療のなかなか手強いです。
そのためしわが刻まれることを予防するためのボトックス治療は有効な治療法です。
ただしこの方のように表情を何も作らなくても刻まれてしまった横じわではボトックスでは改善が乏しいことがほとんどです。
また、この方は診察したところ眼瞼下垂があり、通常の額のボトックス注入(前頭筋に対する注入)ではさらに症状を悪化させてしまうと判断しました。
そのため額の横じわに対するスキンボトックス(通常のボトックスより浅い層にボトックスを注入する)
+ヒアルロン酸(ボライト)注入による肌質改善による複合治療を行いました。
ボライトとはヒアルロン酸の中でも新しい治療法で、肌質改善を目的としており、効果は約9カ月持続します。
ヒアルロン酸の種類の選択に関しては原因によって患者様毎に変えています。
治療前と1か月半後の比較
施術後約1か月半です。施術後は横じわがかなり浅くなっています。
またボライトの効果はここからさらに発揮していきます。また、ハリ感がでてそして小皺が改善していることがわかります。
ただ刻まれたしわはまだ完全には改善していません。刻まれたしわは複数回の治療が必要なことがほとんどです。
刻まれたしわはボトックスでは改善が難しいことがほとんどです
そのためしわが刻まれる前に予防目的でボトックスを施術される方も少なくありません
ボトックスのリスク、副作用に関しては下記をご参照ください
刻まれたしわの場合は、複合治療を重ねることで改善することができます。
表情じわ、刻まれたしわにお悩みでしたら一度ご相談ください