目の下の窪みやくまが気になりませんか？
目の下の窪みやくまは疲れて見えたり、老けて見えてしまう原因の一つです。
目の下のヒアルロン酸注入によって窪みやくまが改善できます。
しかしヒアルロン酸注入にはリスクも伴いますし、ヒアルロン酸注入が向いていない方もいらっしゃいます。
また、実はあまり知られていない血管に詰まることがあるというリスク（それによる皮膚壊死や失明）がごくまれにあります。
この記事では目の下のヒアルロン酸注入に対する効果と適応、リスク・デメリットについて述べます
目の下のヒアルロン酸注入治療を検討中の方ぜひご一読ください
著者：ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
平島梨絵 ドクター紹介はこちら＞
目の下のヒアルロン酸注射について
目の下のヒアルロン酸注入の効果
目の下のヒアルロン酸注射によって目の下の凹んだ部分を改善するための治療法です。
ヒアルロン酸注入によって皮膚にボリュームを与えて、目の下のクマや凹みを軽減します。
ヒアルロン酸注射の結果と持続性
ヒアルロン酸注射の結果は通常すぐに現れ、その効果は約１年半持続します。
効果の維持のためには定期的な治療が推奨されます。
また効果の持続は個人差があります。
目の下ヒアルロン酸注射の副作用とリスクについて
まずヒアルロン酸注入における副作用リスクはもちろん伴います。
一般的な副作用には内出血や腫れなどがありますが、非常に稀で重篤なリスクとしては感染や血管塞栓などがあげられます。
目の下のヒアルロン酸注入の特徴的な副作用・デメリット
膨らみすぎ、凹凸が残る
目の下の皮膚はほかの部位の皮膚に比べて薄いため、ヒアルロン酸を浅く注入すると、膨らみができてしまいます。
仕上がりとして凹凸が目立つリスク・デメリットがあります。
また、もともと目の下の脂肪（眼窩脂肪）が原因の場合はヒアルロン酸注入によって逆に目立つ場合もあるのでその場合は脂肪を取る手術（脱脂術）のほうがおすすめです。
チンダル現象
ヒアルロン酸注入は皮膚の水分を増やすために、皮膚の下の注入物が透明に見え、青白い色調（チンダル現象）が現れることがあります。
目の下の皮膚は特に薄いので、この影響を受けやすいです。
チンダル効果を避けるには、皮膚の下の深い層にヒアルロン酸を注入することが重要です。
チンダル現象を治すには、ヒアルロン酸溶解注射が必要です。
目の下のヒアルロン酸注入のまれな副作用・リスク
失明
かなり稀ではありますが、実は失明のリスクが存在します。
まず治療を受ける前に、リスクについて十分理解し、医師とリスクについて十分に話し合うことが重要です。
詳細は以下をご覧ください。
ヒアルロン酸注射と失明リスク:必要な知識と対策
アレルギー
稀に、ヒアルロン酸に対するアレルギー反応が起こります。 これには皮膚の発疹、かゆみ、腫れなどの症状が含まれます。
まとめ
目の下のヒアルロン酸注入はくまや凹みを改善できる治療法です
しかし、施術に伴う潜在的なリスクも存在します。
ヒアルロン酸注射を受けるかどうか判断する前に、メリットとデメリットを比較検討することが大切です。
また、目の下のヒアルロン酸注射は、すべての方に適しているわけではありません。
当院では、ヒアルロン酸注入が適しているかどうかをまず診察させていただいています
目の下のくまや凹みにお悩みでしたらいつでもご相談ください。
