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「飲むヒアルロン酸」の事実と効果について美容皮膚科医が解説

ヒアルロン酸は様々な効果がありますが、飲むヒアルロン酸は効果があるのでしょうか。

最近では、美容と健康をサポートするために飲むヒアルロン酸が注目されています。サプリメントとして摂取することで、内側からヒアルロン酸を補給し、肌の健康維持に貢献していると注目されています。

美容医療の中でヒアルロン酸は主に注入治療として使用されており、ボリュームアップや輪郭形成に効果があります

今回は美容皮膚科医から見た飲むヒアルロン酸の効果についてご説明します

著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長 
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>

 

ヒアルロン酸について

ヒアルロン酸の役割と機能

ヒアルロン酸は私たちの体内で自然に産生され、皮膚、目、関節などに幅広く取り組んでいます。その主な役割は、各組織に水分を保つことで、柔軟性と潤いを維持することです。特に皮膚では、ヒアルロン酸は表皮の奥深くまで水分を引き寄せ、肌に潤いとハリを与えます。また、関節液の成分も存在し、関節のクッション役割を果たし関節の動きをスムーズにします。

ヒアルロン酸の体内での存在の重要性

ヒアルロン酸の体内での存在は、皮膚の健康だけでなく、私たち全体の健康にも深く関わっています。 ヒアルロン酸は皮膚のハリや潤いを維持するだけでなく、細胞間の空間を満たし、細胞の動きを助け、また細胞間の情報伝達もサポートします。 さらに、ヒアルロン酸は傷の治癒や炎症応答にも関与し、健康な皮膚の維持に必要な機能を担います。

しかし、加齢とともに体内のヒアルロン酸は減少していきます。これが皮膚の乾燥やシワ、関節痛などの原因となることがあります。

 

飲むヒアルロン酸の効果

美容皮膚科医が考える飲むヒアルロン酸の美容効果とその考察

美容皮膚科医から見て、飲むヒアルロン酸の効果は体内での吸収率や大きく依存します。 ヒアルロン酸は口から摂取すると消化器系を通り抜け、体内で分解されやすいです。 そのため、飲むヒアルロン酸が皮膚の表面に直接届くわけではありません。

ただ、国内の臨床試験で1日に120-280mgのヒアルロン酸の内服をした患者は内服しなかった患者より肌の水分量やハリが改善したという結果があります

ただ内服だけでは効果が不十分な場合がほとんどですので、皮膚に直接ヒアルロン酸を補う治療がおすすめです。

当院では肌質改善を目的とした新しいヒアルロン酸治療であるボライト注入をおすすめしています。

毛穴、小じわ、肌質の改善に効果が高く、人気の施術の一つです。

結論

ヒアルロン酸を飲むことについての医師の最終的な意見とアドバイス

ヒアルロン酸の摂取は、皮膚の健康や美容をサポートするための一部であり、バランスの良い食事を継続的に摂取することが推奨されます。

ヒアルロン酸を正しく飲むためには

ヒアルロン酸のサプリメントを選ぶ際は、製品の品質と純度に注意してください。信頼できるメーカーから製品を購入し、成分表記を確認します。ヒアルロン酸の含有量だけでなく、他の成分や添加物にも目を向けることが重要です。


 

 

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