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ヒアルロン酸を溶かす”ヒアルロニダーゼ”とは?リスクと副作用も

ヒアルロン酸注射を経験された方や、検討中の方は「ヒアルロニダーゼ」という単語を聞いたことがあると思います。

ヒアルロニダーゼとは、ヒアルロン酸を溶かす酵素です。

今回はこのヒアルロニダーゼの用途やリスクなどについて詳しく解説します。

ヒアルロン酸注入を検討中の方、ぜひ一度ご一読ください。

著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長 
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>

 

ヒアルロニダーゼとは??

ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解する酵素です。

このヒアルロニダーゼという酵素は、ヒアルロン酸の分子を小さく分解し、その結果ヒアルロン酸を溶かすことができます。

ヒアルロニダーゼの使用目的

過剰な注入の修正

ヒアルロン酸の過剰な注入や不自然な塊やしこりができた場合、ヒアルロニダーゼでそれを解消することができます。

また、ヒアルロン酸注入による不均一な仕上がりや非対称な結果、形状やボリュームに不満がある場合、ヒアルロニダーゼで調整することが可能です。

合併症の対処法

ヒアルロン酸注入は比較的副作用やリスクが少ない美容施術の一つですが、非常に稀ではありますが重大な副作用の一つに「血管塞栓」というリスクがあります。

この血管塞栓とは、半固体のヒアルロン酸が誤って血管に注入され、血管を閉塞させてしまうことを指します。

血管塞栓を起こすと、その先の皮膚や組織に血流が途絶えるため、最悪の場合、「皮膚壊死(皮膚が腐ること)」や「失明」「脳梗塞」などの原因となります。

この血管塞栓が万が一生じた際にヒアルロニダーゼを注入し、血管塞栓を緊急で解消する場合に使用されます。

ただし、どんなに緊急でヒアルロニダーゼを使用したとしても間に合わないことがあります。

ヒアルロニダーゼ注入の手順

  1. 対象となる部位に麻酔クリームまたは局所麻酔を行う場合があります。
  2. ヒアルロニダーゼを注射します。
  3. 短時間(通常は数分~数十分)でヒアルロン酸が分解され、結果が現れます。

ヒアルロニダーゼの副作用・リスク

一般的な副作用

針を用いて注入しますので、腫れ、痛み、赤みなどの一時的な副作用が起こります。

これらの反応は1週間~2週間で改善します。

効果の発現に時間がかかる

効果が即時的に出る場合もあれば、数日かかる場合もあります。

効果の発現を待つことが重要です。

自分のヒアルロン酸を溶かすことがある

ヒアルロニダーゼ注入は適切な量​​と正確な手技が必要であり、過剰な使用は周囲の自身の組織への影響が及ぶ可能性があります。

その場合、窪みやしわの原因になるので適切な量の注入が重要です。

アレルギーリスクがある

ヒアルロニダーゼは原材料をチェックすることが重要です。

羊、牛、豚由来のものもあり、その場合、体にとって異物ですのでアレルギー反応を起こすリスクがあります。

アレルギーを起こした場合抗アレルギー剤(抗ヒスタミン剤、ステロイド剤)を投与(経口または点滴)します。

まれにですが、呼吸困難や全身の腫れ・むくみなどの全身症状が現れる重度のアレルギーを起こす場合があります。

アナフィラキシーショックは命に関わるため、緊急でアドレナリンの筋肉注射などの対応が必要です。

アナフィラキシーショックを起こすリスクがあるため、施術後もしばらくは院内で反応を見ておくことが需要です。

ヒアルロニダーゼの注意点

ヒアルロニダーゼ注入後のヒアルロン酸注入治療について

同じ部位に再度注入の施術を受ける場合は、治療と治療の間に最低でも2週間空けることをお勧めします。

そうすることで、組織が元の状態に回復する時間ができるためです。

まとめ

今回の記事では、ヒアルロン酸溶解剤であるヒアルロニダーゼについて詳しく解説しました。

ヒアルロン酸注入は手軽な施術と思われがちですが、副作用や結果によってはヒアルロニダーゼの使用を常に念頭に置かなければなりません。

ヒアルロン酸注入検討中の方はヒアルロニダーゼについても理解してから施術を受けましょう。

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