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長いほうれい線は改善できる|自然な笑顔を取り戻す方法を解説

鏡で顔を見るたび、「ほうれい線が長いせいで老け見えるのが気になる」
と悩んでいませんか?
「加齢によるシワ・たるみが増えてきたことにショックを受け、なんとかケアしたい」
「コストをかけすぎず、日常的に取り組める対策を探したい」
長く伸びたほうれい線を前に、悩みは尽きないと思います。

そのそも「ほうれい線が長くなる原因」は何でしょうか?
実は、ほうれい線の長さの原因は加齢だけではなく、骨格や生活習慣、ストレスなども大きく影響しています。
また、「美容施術に興味があっても、費用やリスクが不安で一歩を踏み出せない」という方もいるかもしれませんが、実は非常にコスパよく長いほうれい線を改善する方法もこの記事ではご紹介いたします。

この記事では、ほうれい線の長さについて、その原因と改善方法、自宅で気軽に始められるケア方法について詳しく解説します。
効率よく若々しい見た目を取り戻し、自信を持つきっかけになれば幸いです。

目次

著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長 
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1.長いほうれい線ができる3つの原因

加齢とともにほうれい線が長くなっていくと、老け見えや疲れた印象を与えてしまう原因にもなります。

では、なぜほうれい線は長くなってしまうのでしょうか?

大きく分けて、3つの要因が考えられます。

この3つの要因が複雑に絡み合い、ほうれい線の長さに影響を与えています。

1-1.肌のたるみが頬の支えを失い、ほうれい線が伸びる

年齢を重ねると、肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少します。

これにより、肌が重力に負けてたるみ、特に、頬の脂肪が下がると、ほうれい線をより深く、長く見せてしまいます。

1-2.表情筋の衰えで口元の皮膚が垂れ、線が下方へ広がる

顔の表情を作る表情筋も、加齢とともに衰えていきます。

表情筋が衰えると、皮膚の下垂が進み、ほうれい線が下方へと伸びる形で長く見えるようになります。

1-3.骨格の凹凸により、シワが鼻の横から長く入りやすくなる

骨格によりほうれい線がそもそも出来やすい方もいます。

また、加齢とともに、顔の骨も少しずつ萎縮しています。

頬骨や上顎骨が萎縮することで、たるみが発生しやすくなります。

骨格が原因の場合には、若くてもほうれい線が刻まれた状態の方もいます。

ほうれい線が長くなってしまったり、マリオネットラインができる人もいます。

2.自分のほうれい線が長いタイプか一目でわかる3つの判断基準

自分のほうれい線が長いのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

長いほうれい線の見分け方について、具体的なポイントを3つご紹介します。

2-1.口角の位置が下がっているとほうれい線が長く見える

リラックスした状態で鏡を見て、口角とほうれい線の位置を確認してみましょう。

ほうれい線が口角よりも明らかに下まで伸びている場合は、「長い」ほうれい線と判断できます。

2-2.小鼻の横に深いくぼみがあると、線が長く感じられる

ほうれい線の長さに加えて、小鼻の横の溝の深さもチェックしてみましょう。

小鼻の横の溝が深く刻まれている場合、ほうれい線が長く見えている可能性があります。

えぐれるように溝が深く入り込んでいる場合は要注意です。

 2-3.正面と横顔の両方に線が伸びて見えると「長いタイプ」

ほうれい線は、正面だけでなく横顔からも確認することが重要です。

横から見た時に、頬の脂肪が下垂してほうれい線が深く刻まれている場合は「長い」ほうれい線です。

正面では分かりづらくても、横顔で確認することで判断できる場合もあります。

逆に、ほうれい線が短い場合は、ほうれい線の下の方が溝にはなっていないことが多いです。

3.誤解されやすい“長いほうれい線”の真実

ほうれい線は誰にでもできるものですが、その深さや長さは人それぞれです。

そのため、長いほうれい線でお悩みの方は、以下のようなことを思われることがあるかもしれません。

3-1.長いほうれい線は加齢だけでなく、顔の使い方にも原因がある

ほうれい線は加齢だけが原因ではありません。

若い方でもほうれい線が深い人もいます。

3-2.スキンケアでは“長さ”の根本改善は難しい

適切なケアを行うことで、ほうれい線の悪化を防いだり、目立ちにくくすることは可能です。

ただ、残念ながら、スキンケアだけでほうれい線を完全に消すことは難しいです。

3-3.美容医療は想像よりも手軽で現実的な対処手段

近年では比較的安価でダウンタイムの少ない施術も増えてきています。

当院では、料金表で金額を明示していますのでご参考にしてください。

施術内容や施術に対するご不安は、医師とのカウンセリングで事前に相談しましょう。

また、施術方法を選択する際には、1回あたりの料金だけでなく、その効果の持続期間も含めて、結果的にどの選択肢がお財布と自分のお肌に優しいのかを検討してみましょう。

参考に、当院で調べた、「各治療で10年間ほうれい線を維持した場合の1年あたりの各治療費」は以下の通りとなりました。

1年あたりの各治療別の維持費
ヒアルロン酸注入 約8万円
グロースファクター注入  約3万円
HIFU(ハイフ) 約14万円
ボトックス 約6万円
糸リフト 約20万円

4.年代・性別ごとに違う「長いほうれい線」の見え方

ほうれい線ができるのは誰にでも起こる自然な現象ですが、その「長さ」や「目立ちやすさ」は年代や性別によって大きく異なります。

この章では、年代・性別ごとに、どのように長いほうれい線が現れやすいのかを症例写真とともに解説します。

4-1.30〜40代は口元のハリ不足で線が長く出やすい

30~40代女性のほうれい線は、初期段階では浅く、笑った時に目立つ程度の場合が多いです。

しかし、徐々に深くなり、長さも目立ってくる傾向があります。

まだ肌の再生能力が比較的高いので、早めの対策が効果的です。

【30〜40代の方の例】

4-2.50〜60代は輪郭のたるみと共に線が顎に向かって延びる

50~60代女性のほうれい線は、口角から顎にかけて深く刻まれ、影になりやすいのが特徴です。

さらに、マリオネットラインと呼ばれる口角から顎にかけて伸びるシワも出現し、老けた印象を強めてしまうケースも少なくありません。

【50〜60代の方の例】

4-3.男性は皮膚が厚く、線が口元から深く長く出る傾向がある

若い男性では目立ちにくい傾向もありますが、加齢に伴い一気に深く長く出やすくなります。

これは、男性ホルモンの影響で皮脂分泌が多く、肌の水分量が多いため、肌の弾力やハリが保たれやすいからです。

また、男性は女性に比べて化粧をする習慣が少ないため、肌への摩擦や刺激が少ないことも要因の一つです。

しかし、40代頃から徐々にほうれい線が深くなり、50代以降は長くなる傾向があります。

男性のほうれい線は、女性に比べて口角から顎にかけてのラインが直線的で、深く刻まれるのが特徴です。

【男性の例】

5.すでに長いほうれい線におすすめの2大美容医療対策

ほうれい線が長くなることで、老けて見える、疲れて見えるといった印象を与えてしまうこともあります。

しかし、すでにほうれい線が長く目立ってきた方にとっては、日常ケアだけで改善を目指すのは難しい場合もあります。

この章では、「線の長さを目立たなくする」ことにフォーカスし、当院で特に人気の高い2つの治療法をご紹介します。

5-1.グロースファクター注入で根本から線の長さと深さを改善

グロースファクター注入とは、加齢により失われたコラーゲンを再生する治療です。

ヒアルロン酸注入と比較すると、即効性はありませんが、長期にわたって効果が持続する治療です。

また、改善が難しいほうれい線も、改善することができます。

5-2.ヒアルロン酸注入で溝を浅くし、長さの印象も和らげる

ヒアルロン酸を注射で直接ほうれい線に注入し、皮膚の内側からボリュームをアップさせ、ほうれい線を目立たなくします。

注入直後から効果を実感でき、ダウンタイムも少ないため、忙しい方にもおすすめです。

6.長いほうれい線に関するよくある悩みとその解決策

長いほうれい線に悩む多くの方が、治療の可否や効果、老け見えとの関係など、様々な疑問や不安を抱えています。

この章では、患者様からよくいただくご質問と、それに対する医師の見解をQ&A形式でまとめました。

Q-1.長いほうれい線は完全に消すことができますか?

経験上、40~50代までの早めの時期であれば、グロースファクターでほぼきれいに治療できることが多いです。

ただし、シミなどがある場合、ほうれい線を完全に消えた状態にするのは難しいのが現状です。

また、ほうれい線は、加齢による皮膚のたるみや表情筋の衰え、皮下脂肪の減少など、複数の要因が複雑に絡み合って生じています。

そのため、一つの方法で完全に長いほうれい線を消すことは困難です。

ですが、グロースファクターの場合、放置するよりは治療した方が予防にもなります。

Q-2.ほうれい線が長いと老けて見えるのは本当ですか?

ほうれい線が長いと、老けて見えます。

また、ほうれい線とマリオネットラインがつながることがあります。

Q-3.他人よりほうれい線が長くても改善できますか?

たしかに他の人の口元にどうしても目が行ってしまいますよね。

ほうれい線が長くても、早めに適切に治療すれば、少なくとも今よりは良くすることができます。

勇気を出して一歩踏みだしてみてください。

もちろん、自宅でのケアで様子を見てもよいと思います。

Q-4.長いほうれい線がある人は、他にも老化サインが出やすいですか?

笑った時、ほうれい線の横に縦にシワが出ることがあります。

特にほうれい線が長い方は、目元や口元にも縦ジワやたるみなどの老化サインが出やすく、顔全体の印象が一気に老けて見える傾向があります。

肌のハリや脂肪のボリュームが減ると、それらが連動して現れやすくなります。

Q-5.ほうれい線の長さが改善されると、見た目の印象は変わりますか?

ほうれい線がある場合とない場合とでは印象も変わります。

もしよろしければ、当院にお写真をお送りいただければ、治療後の印象の変化をシミュレーション画像としてお出しできます。

Q-6.痛みやリスクを抑えた治療方法はありますか?

やはり長いほうれい線は、注射範囲が広くなります。

また、ほうれい線をヒアルロン酸で治療する場合、定期的な通院が必要となり、苦痛が増えます。

さらに、ヒアルロン酸注入では、失明皮膚壊死といったリスクがまれにあります。

そのため、当院では多くの方がグロースファクターを希望されています。

グロースファクターの施術では、注射をする前に、治療する部分に麻酔クリームを塗ります。(麻酔クリーム代も施術代に含まれております)

注射針は細いものを使用し、施術中の痛みを最小限に抑えます。

これまでグロースファクターの施術で痛くて施術が受けられなかったという患者様はいません。

Q-7.長いほうれい線の治療では、頬や口元のバランスも整えてもらえますか?

長いほうれい線の治療では、線そのものだけでなく、頬のボリュームや口元の輪郭とのバランスを整えることで、より自然で若々しい仕上がりを目指すことが可能です。

当院では、お顔の特徴、骨格、バランスを見ながら、適切な治療をいたします。

まとめ

ほうれい線が長いかそうでないかは、ご自分でも判断することができますので、実際にご自身で確認してみてください。

ほうれい線が長くなる原因は、加齢のみならず、骨格や生活習慣、表情筋の衰え、紫外線、ストレスといった要素が影響しています。

ほうれい線は誰にでも現れる自然な現象ですが、適切な対策を取ることで悪化を防ぎ、若々しい印象を保つことが可能です。

ほうれい線の長さが気になる方やご自身での判断が難しい場合、施術を受けた場合のシミュレーションにご興味がある方は、当院にご相談ください。

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